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サンバレーSV-4の改造Ⅱ

だいぶ期間が空いてしまいましたが、パワーアンプの改造続きです。

前回、初段球と出力管の交換でかなり音が変わったところまで、紹介しました。
今回はカプリングコンデンサーと電源コンデンサーの交換です。
400Vくらいの電圧が掛かっていますので、かなり危険な作業です。

1.電源コンデンサー40μF+40μF+20μ+20μ:耐圧500V交換

SV4電源コンaaaaaaaaaaaaSV4電源コン後ろ


装着前の写真を撮り忘れましたので、ギャレットオーディオさんの写真を借りました。古い型の部品はこのお店で購入しています。右の写真は交換後です。
交換していきなり100Vは怖い(出力管の破損)ので、スライダックトランスで50Vまで上げて電圧上昇をみます。


aaaaaSV4スライダック50VaaaaaSV4スライダック100V


100Vで290V出力が正常なので、50V供給で144Vなら回路接続は正常です。一安心です。あとは各部の電圧を計測して、正常なら直100V接続します。


2.カソード・コンデンサー100μ63Vを交換

aaaaaaaaaaaSV4カソードコンaaaaaaaaaaaaSV4カソードコン後ろ


左がSPRAGUE、右がELNA。右写真はSPRAGUEに交換した後です。


3.カプリング・コンデンサ0.1μ400Vを交換

SV4カップリング前aaaaaaaaaSV4カップリング後ろ


左写真が交換前のフィルムコンデンサ。右写真がSPRAGUE ブラックビューティ、人気のコンデンサーです。ダイナコMKⅢ用に在庫してあったので贅沢に使ってみました。


4.100V入力側にパワーNTCサーミスタ追加。

SV4電源前aaaaaaSV4電源後ろ


パワーNTCサーミスタとは、電源を入れた時は抵抗が有り、100Vをいきなり供給しません。温度が上がってくると抵抗値が小さくなり最終的に100V供給されます。電源ON時、突入電流が3倍くらい流れて、球など痛めます。それを防ぐための物で、マッキントッシュアンプは最初から付いています。


5、ヒューズの交換

SV4ヒューズ

左がスローブローヒューズです。線がかなり太いです。オーディオ用ではありませんが、安いので代用します。

さて交換後の試聴です。各部品ごとに音の試聴はしました。
1.電源コンデンサ  3.カップリングコンデンサ←この二つが一番効果がありました。
1.は低域に解像力があがり、低音が締まりました。
2.は音の豊かさが増し、ヴァイオリンの細い音も前に出てきました。その分、盤のプチプチ音も聴こえてきますが。こんなに効果があるとは思いませんでした。

刺身で例えると、「マグロ」が球をGECに交換して「中トロ」になり、カップリングコンデンサ交換で「大トロ」に変身したと言えます。

最初から一度に交換した方が早いと思いでしょうが、このアンプの出力トランスが中国製でいまいち実力が分かりません。

出力トランスは、お城で例えると土台の石垣にあたります。石垣が貧弱では、お城が大きく建てれません。これと同じで出力トランスの性能悪いといくら球やコンデンサを高い物にしても効果がでません。パワーアンプでは一番重要な部品と言えます。
時間と高い投資を掛けても、無駄になるかもしれません。
そこで今回、世間で良く言われる効果のある部品を時間を掛けて、替えてみました。


今回の改造で、TANNOYをうまく鳴らしてくれるようになりました。今までヴァイオリンの細い音が、耳に着く硬い音から柔らかくなり、TANNOYらしいスピーカーに大変身しました。

改めて、レコードの音が奥行きが深く、またTANNOYの実力を再認識しました。
サンバレーSV-4は永く愛用できそうです。


電圧を測定中に感電しました!直流400Vを右手がプラス、左手がマイナスで、左の人差し指に小さい穴が開きました。電気はプラスからマイナスに流れるという理論を身を持って体験しましたー(゜゜!)


次回は、このアンプでカートリッジを色々替えて、音の違いを楽しみます。
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テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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ヒデ2362

Author:ヒデ2362
写真撮影とレコードを
真空管アンプで
鑑賞することを趣味と
しています。
音質改善の技術的な
紹介もしていきます。
料理も好きで、現代の
栄養学の間違いも
投げかけていきたいと
思います。

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